やさしい曇り空

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透明


君が歌う不安定な旋律は
透明で鋭くて美しい

ずっとここに佇んで
ゆっくりと
ゆっくりと
世界が壊れていくのを見ていよう

何の感情も持たない
時の止ったとこしえに
ふたり腰掛けて
ゆっくりと
ゆっくりと
世界が壊れていくのを見ていよう

君が歌う美しい旋律にあわせて
口ずさみながら
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  1. 2006/01/30(月) 15:16:33|
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鍵をかけた扉

青い空
ふんわり雲みっつ
笑い声
食器を洗う音
ぽかぽか陽のあたる廊下
出しかけのおひな様

ほんの少し何かがずれただけで
壊れてしまうささやかな日常

眩しすぎて鍵をかけた扉
  1. 2006/01/30(月) 00:24:18|
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小さなウサギのぬいぐるみ

あの子が2歳の誕生日
君と出会った誕生日
叱られて泣いてるあの子に言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

あの子が歯医者で泣きそうで
君はぎゅーっとにぎられて
身体がみしみしいったけど
君はあの子に言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

真っ暗な夜の布団の中
怖いよ何かが来るんだよって
泣いてるあの子に言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

友達に汚れた君を笑われて
あの子がいっしょに笑っても
君は同じ顔のまま
ごめんねって抱きしめた
さみしいあの子に言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

あの子は部活と彼女に夢中
きみはほこりの机の上で
苛立つあの子に言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

あの子が彼女を連れてきた
可愛い犬のマスコット
彼女がくれたプレゼント
喜ぶあの子がうれしくて
君もわくわくしたけれど
いきなり自分がよけられて
君は少しだけ驚いた

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

不燃物のごみの日に
トレイと一緒に入れられて
トンと袋を置きながら
ビニールごしに君を見て
あの子によった眉間の皺に
君は笑って言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

あの子が立ち去る雪の中
君は背中に言ったよね
何度も何度も言ったよね

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

ふと立ち止まるあの子の足に
あの子の彼女がいぶかしげ
空からおりる優しい雪が
何かを運んできたようで

確かに聞えた君の声

大丈夫 平気さ いいよ いいよ いいよ

いいよ いいよ いいよ

【“小さなウサギのぬいぐるみ”の続きを読む】
  1. 2006/01/27(金) 11:29:00|
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私のものじゃない


輝く太陽はいつだって私のものじゃない
私以外の誰かのもの

歩いても歩いても
幸せに行ける道がみつからない

こんなに探すのに
こんなに歩いたのに

すれ違う人にも聞いたけど
微笑んで通り過ぎて行ってしまうんだ

もしかしたらと思って近くを見回したけど
青い鳥もいない
どこにもいないんだ

でも立ちすくんじゃいけないって思うから
重い足をあげてまた歩き出す

だけどたぶんこの道はまちがいなんだね

道が段々ぬかるんできて足をとられて転びそうで
もう進めない気さえしてしまうけど

太陽は私のものじゃないけど
それでも
もしかしたらって
憧れるくらいは
憧れるくらいなら
私にも
こんなにどうしようもない私にも

許されるよね
きっと
きっと
  1. 2006/01/25(水) 19:47:03|
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銀の粉


指先に
髪に頬に
肩に背に足に

光を灯して銀の粉

両手を広げてくるくるまわる
歌いながらどこまで行くの

バカみたいだってわかってる
でも今無性に歌いたい

いろいろあるけど生きてるよって
全てのものに伝えたい

優しい人がいて
こんな美しい物が降る世界に
今生きてることを
大きな声でまわりながら歌いたい

だからもっと
もっともっと光を灯して銀の粉


※あー雪の皆さん。雪害の地にはこれ以上はふらないでください(汗)
  1. 2006/01/23(月) 17:44:32|
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みぞれ


雨にもなれず
雪にもなれず
中途半端なみぞれの私

さっと流すことも出来ず
肩に留まることも出来ず
あなたを汚して困らせる

今日降るみぞれは私のようで
私はみぞれを抱きしめる
  1. 2006/01/22(日) 17:34:16|
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菜の花


苦しみであふれる空は
悲しいという形容詞の
ぬけるような青い空

でもきっと
菜の花が咲いたなら

菜の花がたくさん咲いたなら

一面に菜の花が咲いたなら

見渡す限りに菜の花が咲いたなら

私のこのちっぽけな心が
暖かな菜の花で満たされたなら

いつか
いつか悲しかったという形容詞の
ぬけるような青い空


※菜の花は私の一番好きな花です。見ているとなんだか幸せな気分になれます。いつか私が死んだらお葬式の祭壇は菜の花にしてと子供に言ってありますが、さて何十年かあとに上手に春に逝けるのかな(笑)
  1. 2006/01/21(土) 18:19:57|
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石ころ


理由なんかないのに
私の蹴った石は
転がって
人を傷つける
傷ついた人はまわりの人を傷つける

私が傷つけられたのは

いつか
いつかもうとっくに忘れたころに
私が蹴った小さな石ころだったのかもしれない
  1. 2006/01/20(金) 17:09:23|
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リズム


時のリズム
呼吸も満ちる潮も
自転も鼓動も吹く風も

重ねられたリズムは
一つのシンフォニー
歓びの朝も
不協和音も
悲しみの旋律も

私は今
ここに在る
今しかない今に
このリズムを刻む
  1. 2006/01/18(水) 17:09:24|
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君の声を


お願い
君の声を聞かせて

辛いとき
君の声を聞かせて

悲しいとき
君の声を聞かせて

どんなクスリさえ
きっとかなわないよ

だからその
甘い声を聞かせて
  1. 2006/01/16(月) 17:41:03|
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ため息


考えてもどうしようもないことが
捨てても捨ててもついてくる

笑っちゃうけど仕方ない
わかるとできるは違うこと
  1. 2006/01/15(日) 22:54:51|
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夜の雨


雨のにおいを深く吸って
暗闇の空に
信号の青
道路はまるで鏡のようで
青い光を長く映す
電線に連なる雨の雫
光を浴びて水晶のよう

こんなにも世界は美しいのに

独り

私はこんなにも独り

苦しくて泣けないほど独り
【“夜の雨”の続きを読む】
  1. 2006/01/14(土) 23:58:52|
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ちいさなきいろ


あたたかいをひとつ
あなたにあげる

ちいさなきいろのかがやくひかり

まいにちひとつ
あなたにあげる

ちいさなきいろのかがやくひかり

やがてあなたにあげるものが
わたしになくなってしまったころ

あなたはおおきなひかりになって
だれかにわけてあげられたらいい

ちいさなきいろのかがやくひかり
  1. 2006/01/13(金) 23:17:30|
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歩く


歩く
歩く
ぽんぽん歩く
アスファルトの上スニーカー

歩く
歩く
こんこん歩く
石のフロアのピンヒール

歩く
歩く
ざくざく歩く
浜辺の砂なら裸足のままで

なんだか不思議
なんだか楽しい
地球と私と靴の唄
  1. 2006/01/12(木) 18:59:51|
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叫び


心からの
こんな小さな願いさえ
叶わないというのなら
何もかもに存在の意味さえありはしない

それでも
手に入らないというのなら

壊れればいい
無くなればいい
消え去ればいい

私も空も時も




  1. 2006/01/11(水) 17:27:30|
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誰かに勝つために
生まれたんじゃない
こぶしを握りしめたままでは
優しくなんかなれない

誰かを悲しませるために
生まれたんじゃない
唇を噛みしめたままでは
優しくなんかなれない

白い雪に落ちた山茶花は
胸の痛みのように紅い
  1. 2006/01/11(水) 17:13:11|
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まわる事象の片隅に

静かに密かに凜と咲く
風が吹いても凜と咲く
雨に穿たれても凜と咲く
誰に見られずとも凜と咲く
  1. 2006/01/09(月) 17:12:01|
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ほんとうに。


淋しいなんて
言っちゃだめだよ
言うとね
ほんとになるんだ

そう教えてくれたのに
あなたはどうして私を置いていったんだろう

淋しくなんか無いよ
だって
そう言うとね
きっとほんとになるんだ

そうだよね?
  1. 2006/01/08(日) 17:41:57|
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虚脱


何も考えたくない
何も聞きたくない

何も見たくない
何も話したくない

灯りなんか欲しくない
ただ静かなところでじっとしていたい


たぶん少し疲れただけ
なんだかちょっと疲れただけ
  1. 2006/01/08(日) 17:21:45|
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視線


そんな事でダメージは受けない
私はあなたが知らない深淵を知っている

そんなものが欲しければ
いくらでも持って行けばいい

冷たい笑顔で見ててあげる

相手をする時間さえ無駄だけど
どうしてもって言うのなら

かかっておいで
私は負けない
  1. 2006/01/07(土) 17:11:12|
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静波


冬の浜辺に何もなくて
お店もなくて
歓声や笑い声もなくて
迷子のような浮き輪もなくて
パラソルもなくて
オイルを塗ってるカップルもなくて
誰も
誰もいなくて

お祭りのような喧噪の中に
確かにあったあなたの微笑みも
仕草も言葉のかけらも
もうどこにも見つからなくて

ただ波が
寄せては静かに返すだけ
いつまでも
寄せては静かに返すだけ
  1. 2006/01/06(金) 21:25:30|
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誰かとめて
どこかでずっと目覚ましが鳴っている

探しても探しても
どこで鳴っているのかわからない

頭の中の大音量に
私が壊れてしまいそう

鳴っているのは私なの?
  1. 2006/01/06(金) 16:11:15|
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世界


瞳を閉じて
太陽に向かう
あたたかなオレンジ色
ここは私の海の中

私は知っている
至上の美しさに見えた
青い海の中に差す光さえ
本当は痛みを伴うことを

それでも
それでもその美しい世界は
見開いた瞳の前に
ほら
すぐそこに在る
  1. 2006/01/06(金) 01:02:27|
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魔術師


あなたはまるで魔術師で
些細な表情ひとつで
私を天国にも地獄にも
連れて行ける

いっそ苦しいなら
見たくはないのに
見ないでいるのも苦しくて
此処にいるのも苦しくて
息を吸うのも苦しくて
  1. 2006/01/06(金) 00:28:30|
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秘密


好きって言葉にしたら
何かが違う
だからきっと私は言わない

一生あなたは知らなくていい

私だけの秘密

  1. 2006/01/05(木) 01:11:36|
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ここから


顔をあげて
前に進もう

前と信じて進んでも
本当は横かもしれないし
後ろかもしれない

それでも顔をあげて
前に進もう

迷走した私の軌跡は
私だけのオリジナル模様
私にしか描けない模様だから
誰とも同じでなくていい

  1. 2006/01/01(日) 22:41:51|
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