やさしい曇り空

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そんな日は

無意識に押していたキーボード
同じ文字が並ぶ
小さなアルファベット
規則正しく
何個も
何個も


一列が終れば
また一列


繰り返し押された訳ではない
ただ気づかずに押していただけ


それでも並ぶ
何個も
何個も


そんなものさえ
悲しく見えたら


そんな日は
まあるくなって
あたたかいミルクを飲もう


そしてあなたにメールを打とう


「あいたいよ」ってメールを打とう

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  1. 2006/09/29(金) 09:57:44|
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メロディー

たくさんの降る音に紛れて
メロディーはいつも見つからない
抱えきれない失望を望みに変える音を下さい


子供のころ好きだったオルゴール
箱を開けると流れ出すメロディー
耳をすませばどんな願いも叶う気がした


ホームを過ぎる貨物列車
轟音と油の匂い


地下街の喧噪
誰かの笑い声


学校の中から
みんなの楽しそうな声


明るすぎて苦しい
揺れるカーテンの向こう


浮遊する私の
動かない身体



何処にも見つからない音を
私の中に探しに行こう

  1. 2006/09/28(木) 11:58:07|
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進化

どちらを向いても壁ばかりで
何処へも進めない
せめて見上げた空さえも
少しずつ落ちてきてるよう


誰に救いを求めればいいのか
どうすればここから出られるのか
いろんな事がわからないままで


息が吸えない
酸素が足りない


空さえも落ちてくるなら
地に這い寝ころび
液状になって
地に染みこんで
明日私はここにはいない


その地に連なる地上の何処かに
胸一杯の酸素を求めよう


そうして私だけの進化を手にするのだ

  1. 2006/09/25(月) 02:18:07|
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友達だから。

朝が来るのは別にうれしい事なんかじゃない
青空が別にとりわけ好きなわけじゃない
誰かと一緒にいるのがそんなに好きなわけでもない
要領良く生きることだけに価値があるとは思っていない


それでもあなたに合わせて頷いていたい時もある
望む幸せが同じでなくっても
あなたがあなたの幸せに近づけますように


だってあなたは友達だから


あなたにはいつもピカピカの朝が来ますように
いつも見上げると青空でありますように
あなたは独りでいることはありませんように
世の中を上手く泳げますように
あなたにはあなたの幸せの中にいて欲しい


私から見たら疑問だらけでも
それでもあなたが幸せならそれでいいよ


だってあなたは友達だから

  1. 2006/09/22(金) 17:12:25|
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絵はがき

一枚の絵はがき
青いひかり揺らめくアクアリウム



寄り添い泳ぐ美しい魚
魚になって泳ぎ出す私


このはがきから
どこかの深遠な海へ


  1. 2006/09/16(土) 17:45:46|
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水たまりのなかの世界

水たまりの映すこことそっくりな虹色の世界


限りなく美しく見える


なぜなのだろう


その世界は
本当はここにあるのに

  1. 2006/09/16(土) 17:44:14|
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秋夜

その澄んだ光で
あの高みから静かに時間の粉をかけている


今の私の記憶にも
そのうんと昔にあったことにも


静寂を壊さないように
心を振動させてはいけない


月明かりに微笑むススキ
粉を浴びてそっと揺れる

  1. 2006/09/16(土) 17:43:07|
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ルチル・クオーツ

ルチル・クオーツ
腕にはめ
光にかざす


クリスタルの中 輝く金の針
透明な心にたくさん刺さる
いつまでも溶けなくて なくならない痛み


ルチル・クオーツ
腕にはめ
光にかざす



取り出した私の心

  1. 2006/09/11(月) 02:48:19|
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9月の雨

雨の雫
てのひらに受け
ふわりとまわって
みんな忘れましょう


考えたくないことは
考えなくってかまわない


さあ  ここからしばらくは
私は私から糸を切って


浮遊する
流されるまま
風に砕けて
空気になって
9月の甘い雨の中
雨粒に手をかけてまわりおどりましょう

  1. 2006/09/07(木) 10:40:51|
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九月の向日葵

いきいきと大きな葉をひらき
太陽と見つめ合い
決して目をそらさなかった八月


枯れて乾いた葉
実をつけてぐっと下を向き
真っ直ぐな強い茎は
それでも姿勢を正している


時折涼しい九月の風が吹く
こおろぎ歌う道の端で
コンビニの灯りに照らされて


かわいい種をたくさん抱きながら
枯れた葉など気にせず 種を包みながら

  1. 2006/09/01(金) 17:05:12|
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