やさしい曇り空

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氷上

薄い氷の上
向こうまで行かなくてはならない


立ち止まったら落ちる
戻っても落ちる
それなら仕方ない
行けるところまで行こう


慎重に足をおろし
その目で少しでも厚いところを探し
次に足をつける場所を探せ
いくら無くても探すのだ


今は自分を信じよう
私ならきっとできる
きっと道はある



それでも落ちてしまったなら
今度は泳げばいいのだ




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  1. 2006/12/29(金) 09:48:50|
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記憶

手に馴染んだそれは
やがて古ぼけて
角が取れ
丸くなり
いつしか忘れ去られた


それを使っていた者の
そのときの想いが
いつしか染みこんで
決して格好よくはないそれを
特別な物に変えた


停止した時の中で
微かに聞えてくる記憶の音
笑い声 願い 悲しみ


それは手無き手を広げ
使い手を抱きしめ
心一つに祈った


そして止まったままの時間


繰り返し再生される
笑い声 願い 悲しみ
心一つに祈った


幸せな時間の愛された記憶



 


 

  1. 2006/12/27(水) 16:20:31|
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君のメロディー

君のメロディー
フォルテでうたう愛の言葉
口ずさめば
あつく あつく


君のメロディー
半音上がる願いの言葉
口ずさめば
あまく あまく


君のメロディー
デクレッシェンドでうたう時の言葉
口ずさめば
にがく にがく


君のメロディー
半音下がる悲しみの言葉
口ずさめば
せつなく せつなく


君のメロディー
輪唱でうたう永遠の言葉
口ずさめば
つよく つよく




 

  1. 2006/12/25(月) 01:32:43|
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眼を伏せる

あまりにも非力な私はいつも眼を伏せた


たくさんの事が流れていく


同じ時間に存在したのに
声をかけることもできなかった


声をかけたなら何か違ったのかも知れない


そしてまた違わなかったのかも知れない






  1. 2006/12/22(金) 15:30:05|
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双葉

足もとに揺れる双葉
すぐに枯れるのだろう
この寒さでは生き延びる術もない


それでも空を見つめ
それでもうれしそうに風に吹かれる


いつかお前は枯れてしまっても
私はその姿を忘れない


私の中で花が咲いたら
その実をあたたかな春に蒔こう




 






  1. 2006/12/22(金) 15:26:57|
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ここにお帰り   by妖怪コタツ

ここにお帰り
全身であなたを抱きしめよう


私はあたたかな春の日差し
私はぽかぽかの湯船


そして私はあなたを宿した母になり
あたためてあたためて眠らせてあげる


たくさん眠らなくてはならない


もう一度産まれる為に




※祐海さんリクエスト「妖怪コタツ」で。(全くもう・・・あなたも好きですねぇ。。)


 



  1. 2006/12/19(火) 01:46:29|
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冬の嘆き

ガタゴト ゴトト 窓が泣く
知っているよ どういう事だと震わせる


私に起きる理不尽を
静かにそっとすくい取り
深く重たく震わせる


じっと耳をすませる



 


 

  1. 2006/12/18(月) 01:01:58|
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霧の夜

細かな水の粒が
ゆっくりと降りてきて
夜はそおっとやってくる


今夜
ひそめく霧は生きている
呼吸するかのように盛り上がり
途切れふわりとかぶさる


信号の緑も赤も
外灯のオレンジも白も
淡く広がりにじむ


落ちて流れるのでもなく
降ってつもるのでもない
ふわりふわりと漂って
探して捕まえ包み込む 


彼方のくにから来る
すれ違う二台のバイク
霧を切り裂きまわらせて過ぎる


じっと見てはいけない
首から上はない


遠くに外灯がぽつん
その角はたぶん曲がらないほうがいい



 


 


 

  1. 2006/12/12(火) 23:58:41|
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さらら

ぎゅっと足で踏みつけ
押さえていたのに
波が来れば面白いほど簡単に
さらわれていった
あの日の白い砂のよう


さららさららさらら


悲しくなんかない



 

  1. 2006/12/11(月) 10:13:36|
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真夏の楽園

灯に集まった虫は
灯に触れながら
それが本当に求めた物ではなかったと
知っていたのだろうか


クリーム色のバスタブは
まるで真夏の楽園



熱い湯の底で光る不思議な光




 


 


 

  1. 2006/12/10(日) 23:59:31|
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叫ばれた言葉

そしてやっと叫ばれた言葉は


正しくて
いかにも正しすぎて


あたりまえで
いかにもあたりまえすぎて


真面目に考えた事さえ
馬鹿らしくなるんだ


そうやってずっと遊んでればいいよ


今 窓を流れていく雨の美しさだけが
ほんとうの事に思える



 

  1. 2006/12/09(土) 20:16:06|
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子鬼

ポケットの子鬼
出ておいで


夕べ見た夢食べといで
遠慮はいらない美味しいよ


生では嫌って言うのかい?
仕方ないから煮てあげる
お前と一緒に煮てあげる





  1. 2006/12/08(金) 16:36:55|
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サンタクロース

大きくなった娘達は笑う
ほんとはサンタはいないんでしょ
これからプレゼントはお母さんに直接頼むねと


何のこと?としらんふり
もちろん相手にはしない



昔私もそう思った
やっぱりいなかったんだと悲しかった
世の中は嘘だらけだと思った


けれどもほんとはいたんだよ
それはあなた達のびっくりと驚く顔が見たくて
胸の中にある凍える国からやって来た
あたたかな赤い服を着て
そして私にプレゼントをあげなさいと厳しく厳しく命令し
鈴の音の中を帰って行ったのだ



娘達よ
いつかあなた達がどうしてもその笑顔を得たい者が現れたら
そのときこそサンタクロースがいることを知るだろう
そしてあの日
真実のプレゼントを手にしたのは
私だったことにもいつか気づくのだろう




 

  1. 2006/12/07(木) 14:09:12|
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読む

それは頭の中の空間を
薄く色づかせて
微かな味を醸し出す


甘みも酸味も悲しみも
ほどよくブレンドされた
悲しいけれど美しい生きることの味


最後の一行の後
目に見えない幻の数行を味わうために
きっとその上の文字があるのだ




 

  1. 2006/12/06(水) 12:05:40|
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景色

建設中のコンビニ
いつも通る道なのに
前あったものが思い出せない


変わってしまった景色
僅かに引っかかる疑問は
数十秒で忘れ去られて流れていった


覚えていることが幸せなのか
忘れる事が幸せなのか
そもそも考えることが時間の無駄なのか


昔見た夢の景色も




 

  1. 2006/12/05(火) 20:04:05|
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待雪

それは遙か上空で
透き通った水だった
どうしても取りきれない
悲しみの核に
誰がショックを与えたか


地上の人はうつむいている
過冷却になっているその心を
どうすれば凍らせずにいられるのか


六角に輝く雪を待ち
その美しさと冷たさをおもう




 

  1. 2006/12/05(火) 02:01:16|
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トチチ

トチチトチチは外来種
ふんわり降りたは土の上
空も陽も水もあたたかい


トチチトチチは外来種
要らなくなって捨てられた
それでも大きく育つのだ


トチチトチチは外来種
気がつけばここで一人きり
泣き声あげても一人きり


トチチトチチは外来種
何処にもいけない草だけど
小鳥のピッピが友達に


かわいいピッピ
やさしいピッピ
大好きピッピ 大好きピッピ


トチチトチチは外来種
通りゆく人は指を指す
みんなの敵だと指を指す


トチチトチチは外来種
一緒にいるとピッピが辛いよ?
するとピッピは高く飛び
光る糸の歌紡ぎ出す


ピッピは足が悪いから
仲間は先に行ったのよ


ピッピは足が悪いから
こうしてトチチに会えたのよ


トチチに会えて幸せよ
トチチに会えて幸せよ


だからトチチと居たいのよ
トチチはここに居なきゃだめよ
誰でも命を歌うのよ


 


トチチトチチは外来種
元いた草が消えていき
ピッピに餌がないという


トチチトチチは外来種
このごろピッピは沈み顔
餌がないからぺこぺこだ


トチチトチチは外来種
ピッピを元気にしたいけど
トチチは餌にはなれなくて


トチチトチチは外来種
がまんできずに葉をあげた
かわいいピッピは笑って食べた
ありがとうって眠って死んだ



トチチトチチが葉を枯らす
ピッピがいないと空がない
ピッピがいないと陽がささない
ピッピがいないと水飲めない


ピッピがいないと自分がいない
ピッピがいないと自分がいない


トチチトチチは外来種
枯れた葉を見て手をたたく
通りゆく人は手をたたく
敵が枯れそでうれしそう


 


トチチトチチは外来種
どうしてトチチは外来種
どうしてトチチは外来種
頼んでないのに外来種


 


 


 


 


 


 

  1. 2006/12/04(月) 11:59:01|
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妖怪こたつ

実はコタツは妖怪で
その強力な睡魔を伴った妖気で
人間を堕落させるのだ


その友達に妖怪猫ふんじゃったもいることを
忘れずに書いておこう




 

  1. 2006/12/03(日) 16:21:29|
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無色透明

よろこびの赤
あたたかい黄
さわやかな緑


そして悲しみに色はない
無色透明のまま世界を包んでいる



 



  1. 2006/12/02(土) 10:58:43|
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イルミネーション

幸せになりたい


いろいろ考えたし
それなりの時間を生きたからわかるのは
幸せっていうのは
自分で自分がいてよかったと認められること


だけど私にはいなきゃ良かったと思うことばかり
想定外の難事件が続発
いつも余裕がなくて苦しくて
他人も自分も傷つけないとやってけない


そうするともう悪循環から出られなくなって
どうしようもなくなってしまう


 


12月の街はとっても綺麗で
誰かに優しくしたくなる


それは魔法なんかじゃない
庭や街を飾った人の想いが
灯りをとおして通じるんだ


もらった想いが心からあふれると
それを誰かに渡したくなる


そして渡した相手の笑顔だけが
自分が居て良かったって思える唯一の道なんだ


 


幸せになる方法
それは人に幸せをあげること


とっても難しいけれど
でも自分の為だからきっとがんばれるよ



今日はイルミネーションを見に行こう


 


 


 


 

  1. 2006/12/02(土) 08:40:52|
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なんとかなるさ

師走になると
気忙しい
今年中にすることの予定が終れるのか
来年はそれなりに上手くやれるのか
色々考えて暗くなる


だけどもしかしたら明日はないかもしれない
いろいろな事故 急な病
もしかしたらでもゼロじゃない


そうしたら心配はとっても無駄で損で馬鹿らしい


今日を楽しく生きよう
楽しくなくても生き延びよう


そしてまた 
明日は明日で生き延びよう




 

  1. 2006/12/01(金) 17:15:51|
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