やさしい曇り空

SOS


私のあしもとには立ち上がる地面がない
私の横にはつかまる支えがない
私の頭上には光が差さない

私の後ろにはたくさんの喜びと
同じくらいたくさんの悲しみがあった

私の前方にある未来には
やはりきっとたくさんの喜びと
やはりきっとたくさんの悲しみが待っている

悲しみは
怖い
苦しみは
怖い
そしてあなたの辛い顔は
私に最強の痛みを知らしめる

ここは安住の地
ここに要塞を築こう
誰も私を傷つけない要塞を
もう前になんか進みたくはない

歩かないなら地はいらない
光が差さないのなら天はいらない
立ち上がらないなら支えもいらない
行きたくないなら未来もいらない

ただ真っ暗な空間で
膝を抱えてじっとする
目の奥で悲しみが回って
眠ることさえ許されなくても

守りたくて守りたくて守れない悲しみ

このまま何も感じない石になりたい

ここは安住の地
私だけの要塞
ゼロパーセントの電源が
10パーセントだけたまったら
この小さな窓に打ち込もう

「誰かそこにいませんか?」
「私はここにいます。」
  1. 2005/10/14(金) 00:00:00|
  2. |
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

こんばんは。

あおはさんの詩を日付順に読んでみようとして、一つ目。とても心を動かされました。

命は大切だなんていうけれど、実際に追いこまれて明日など未来など考えられなくなって、自ら命を絶ってしまう方が多いなか、形だけの言葉はなんの意味も持たない。
それどころかもしかしたら偽善的な思考停止さえ生んでしまうかもしれないと思います。
  1. 2006/10/30(月) 21:43:47 |
  2. URL |
  3. 響わたる #-
  4. [ 編集]

響きさん。コメントありがとうございます。
ええっ〜?!ほんとに初めから読むつもりなんですかぁ〜?そんな嬉しい方ははじめてです。うれしいでっす!
でも、これは・・・(汗)これを書いたときはもうかなり追い込まれてましたねぇ(大汗)もうどうしようもなくていっそ・・とかね。ええもうそれまで「なんであんなバカなことするのか?」と思ってた無理心中する人の心境もバリバリわかっちゃいましたねぇ〜。今は状況が少し良くなったこととか、こういう類の苦に慣れてきたことでさすがにここまではおちないです。たぶん。だからきっとあのときにしか書けなかった詩だと思います。恥ずかしいけどそういう意味では貴重な「あのときの自分」なのです。
前にも書きましたが、フォントがなんでだか急に変わってしまっていてとっても読みにくいです。すいません。前はもう少し細字だったんですよ。
是非またきてくださいねっ☆ほんとにありがとうございました。
  1. 2006/10/31(火) 00:00:22 |
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  3. あおは #-
  4. [ 編集]

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