生きれば生きるほど
幸せが何かわからなくなるんだ
信じる神もないから
全ての答えが正しくて
立ち止まってばかり
あるがままに在る物に
いちいち意味なんかつけなくていいよ
もたれた壁の硬さだけが
今 背中が感じる真実
生きれば生きるほど
幸せが何かわからなくなるんだ
信じる神もないから
全ての答えが正しくて
立ち止まってばかり
あるがままに在る物に
いちいち意味なんかつけなくていいよ
もたれた壁の硬さだけが
今 背中が感じる真実
限界を感じ
ゴールの遠さに眩暈する
どうしたらそこに行きつけるのか
方法が見つからない
なにかを間違ったのか
どうすれば最短距離か
明日ならそれは見つかるのか
方法は見つからなくて
時間はどんどん道を削る
原因を探す暇も
幸運を待つ余裕もないのに
はち切れそうな内圧は最高レベル
外から見れば動きがなくて
いくら空っぽに見えたって
ちがうちがう
こんなにちがうんだ
何もできない自分にただ一つできることは
藻掻き悩み苦しみながら自分だけの人生を歩くこと
きっとそのステージでは必死に苦しむことが最高にクールで
逃げることと諦めることが最低な事なんだ
道を探せ
道を進め
信じようよ
いつかこのぎゅっと詰まった苦しさが
ゴールへと跳ぶエネルギーに変わる
空を求めて重なる梢
岩さえも愛おしむように
強く優しく根は伸びる
時間はやわらかな苔となり
全てを覆い輝いている
不思議な引力で異世界にも続いていそうな深い洞
高き梢に名も知らぬ鳥が鳴き交わす
受け止めて抱きしめることの大きさよ
あるがままにあることの気高さよ
透明な水をたたえる池よ
また会うことはあるのだろうか
空を映す水面の時間を
今真っ青なトンボがツイッと揺らした
海を渡る船の
櫂の音を聞く
打ち当たり
漕ぎいだし
打ち当たり
漕ぎいだし
果てしない海の水を
ほんの少しかき混ぜ
また静寂にかえす
揺れる船
すすむ船
波の音
打ち当たる音
シュッと過去へ落ちる音
悲しいあなたに いいことがありますように
苦しいあなたに いいことがありますように
淋しいあなたに いいことがありますように
頑張るあなたに いいことがありますように
幸せなあなたに もっといいことがありますように
そして私にも うれしそうなあなたを見られるといういいことがありますように
ぐんぐんと上をめざし
生え広がる砂利の空き地
厳しさに負けぬ強さを謳え
棄てられたまま朽ちていく
赤茶けた手押し車
囲んで抱きしめるように
なびく葉でそっと撫でるように
私の手は私の動かしたいように動く
私の足は私の行きたい所へ歩く
私の頭は私の考えたいことを考える
心も身体も私の物だから
私としては世界最強
夢のような現実も
現実のような夢も
見える物さえ確かでなくて
見えない物は尚更信じ難くて
夏の逃げ水
行かないで
そこまで行けばと信じていたのに
夏の逃げ水
また幻を見せて
そこまで行けばと思えたから
今ここに立っているという現実
あさなさんと私(奈々花になってる)が 書いているリレー小説があります。
どちらかというと 人に見せるより自分で楽しんじゃってますが 折角書いてるんだから 人を呼ぼうと先日ランキングに参加しました。
もしお暇な時がありましたら 是非来てくださると嬉しいです。
更に!ポチッとしていってくださった方には あつ〜いあおはのキスを!(逃げるんじゃないよぉ!)
応援よろしくお願いします。
あさなさんはいいのですが 私の書いたところは非常に異常に拙いですので はじめから期待しないでください。
どうか笑ってお許しくださいね。
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踏み込めば皮膚を裂かれるようで
息を呑むまま行過ぎる
しずかにしずかに
冷たい霧のような
混じりけのない時だけが
木々の根元に蹲る
社(やしろ)は気を放ち
空気は真空のように鋭利に重く光る
直線の鳥居
飛び立つ鳥の羽音
木々の葉の尖った先にそっと降りる月光
さようならことり
ちいさなことり
やわらかな毛がふわふわのあたまは
たくさんのきょうだいと眠る 土で固めた巣の上で
下から見れば黄色く縁取られた そのくちばしばかり目だっていた
さようならことり
ちいさなことり
まだ 空も知らぬのに
まだ 世界も知らぬのに
まだ 自分がなにものだとも知らぬのに
どうしておまえばかりが落ちた
さようならことり
ちいさなことり
あのちいさなきょうだい達はじきに飛び立ち行くだろう
遠くへ
遠くへ
遠くへ
そしてまたここでおまえは産まれればいい
伸ばした手に
やわらかき雨
浸透するからだに
誰に見られるためでなく
誰に見られるためでなく
そっとあじさいが咲く
彩られた萼は
やわらかな雨とともに
小さな花を抱きしめる
見上げず
うつむかず
自分の高さで
手のひらにあたためて
胸に抱える
あたためた想いと時間が
たとえ孵ることがなくても
こうして
手を重ねて抱きしめて
夢を描いた
幸せな時間
※ for 「蔦」
初めて見た色はきっと
まぶたの中の朱色
生きている私に理屈抜きで出会った
そして最後に別れるのはきっと
まぶたの中の朱色
生きていた私に理屈抜きで別れる
その生きる間に
たくさん
たくさん
たくさん出会いたい
昨日の私とは少しずつ
違う私になって
たくさんの人に
たくさんのものに
たくさんの優しさに
たくさんの悲しさに
たくさんのこの世にある全てに
※自作詩展示室の里枝さんと 共通のお題で書いていく事になりました。名前もWeb二人誌「蔦」とつけました。が、まだ今はTB形式で作品をつなげています。たくさんたまったら なにか見やすいカタチにしていきたいと思います。で、第一回のお題「出会い」でした☆
水をたたえて田は空を映す
家の灯りも
車のライトも
うるおい煌めく世界
蛙が身体より大きな声をあげている
田の淵に並べられたこれから植えられる苗の箱
たくさんの未来が
これからかかわるいくつもの出来事が
夢を見ながら眠っている
美しい夜の中で
処分という名前で行われる殺し
そう尊い命だから
命は大事にしないとダメでしょう
その命に危険を与える可能性のあるものは
みんなみんなみんな処分すればいい
どっちみち殺されて食べられるんだから
結局は同じでしょう
人の為に食べられた
人の危険を避けるために死んだ
ああ処分処分処分
そんな蓋をするような名前で
ねえ 誰か泣いてくれた?
ここで感謝をしなかったら
命の尊さって何?
感謝と痛みを忘れた命は
この惑星の悪性腫瘍そのものだから
健全な命を守るため
いつか処分処分処分されるしかない
私もあなたも
明日見る青空は
この窓の向こう
知らないあしたいろの中
どこまでも青い空に
やわらかな風が吹くのだろう
どこまでも
どこまでも
そして
窓は開かない
明日という不安が
何度も寄せては返す
あしもとに光る砂
その一粒は小さくて
それでも砂となるまでに
途方もない遙かな見えない時間をまとう
砂にすらなれない私は
口を閉じ
貝になって
じっと波の音を聞こう
やわらかい空気に包まれて
ジィーーーーーーーーっと虫が鳴いている
見上げればいつも月がいて
見下ろされるばかりの私
完璧な満月は美しい
少し欠けてると更に美しい
そして満ちた後はひどく美しい
「繰り返される明日が
完璧で無くっていいよ 」
だから
見上げると泣きたくなる
心の中のジーーーっといいう音で
庭にまいたご飯粒に
雀の親子が飛んできた
自分と変わらないほど大きくなった小雀に
お母さん雀は餌を啄んで運ぶ
すぐそこにいるんだから
小雀は自分で地面から拾えばいいのに
うれしそうに運ぶ
うれしそうにもらう
うれしそうに運ぶ
うれしそうに食べる
お母さんってこんなにあたたかいものなのだ
子供ってこんなにかわいいものなのだ
いつかこの小雀が母さん雀になったとき
きっとあたりまえのように同じ事をするんだろう
どこで間違ったのか悲しいニュースは
今日も画面から鳴り止まない
ぎゅっと息をつめて
一点を見つめた
私が大事に思うそれは
私には大きく意味があって
他人には全く意味がない
無表情で通り過ぎるたくさんの人たち
決して目が合うことはない
英会話教室の青い看板
虹色の噴水
やわらかな桜の葉
駅に着いたバスから俯いた人たちの群れ
ガラスに映った私
淋しいなんて言ったら負けだよ
私は言わない
広大な水路を回遊する車たち
ライトの残像
誰かの生きた証
どこまでも続くから
何処へでも行ける
どこまでも続くから
何処にも行けはしない
息が吸えなくて
浮かび上がって縦に吸う気体
遠い空には細い月
刃の光 白い粉
喧噪の中の静寂に
立ちつくした夕べ
救えない悲しみ
見つめるだけの背中
鍵がない
扉は開かない
前にも後ろにも行くところはなくて
あの子に笑いかけてくれてありがとう
声をかけてくれてありがとう
明るい微笑み
私にはない鍵を
あの子に貸してくれてありがとう
誰だって笑えない時はある
それでも笑ってくれてありがとう
どれほど救われたかわからない
どれほど感謝したか言い尽くせない
何度も聞いたよ
あの子の口から
光る雫のような
やさしい花びらのような
軽やかに歌うような
うれしそうな声でその名を
「ちーこちゃん」
※ いつも私の悩みの元である次女が去年からお世話になっている合唱団で 次女に優しくしてくれた 天使のような「ちーこちゃん」に心より感謝を込めて……。
ほのかに甘い行灯が
淡き桜に紅をさす
月もなく
星もなく
あるのは極み咲く桜
灯りは紅く川面に揺れて
今こぼれ落ちた夢
滑らかに川面を流れる
幸せだとか大変だとか
誰かに私を位置づけてもらいたくなんかない
それでも
放っておいてと叫ぶ代わりに
少しだけ微笑んでおくのだ
私は大人だから
お帰りなさい
微かな空気の揺らぎに
その帰還を知る
何も言わない
何も聴かない
ただ一緒に前を向いたまま
優しい頬のカタチになる
陽の去った少しだけ紫の残る空
一つ星は今日も
やっぱり星の色で
全てがすっかり夜になっても
やっぱり星の色で
さようなら
明日も逢いたい
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